主題【主の恵みに応えて〜賛美する民として】
年度聖句
【マタイによる福音書15章31節】
「群衆は、口の利けない人が話すようになり、体の不自由な人が治り、足の不自由な人が歩き、目の見えない人が見えるようになったのを見て驚き、イスラエルの神を賛美した。」

2024年度は「主の恵みに応えて」というテーマを掲げて、特に「奉仕」を念頭に置きながら歩みを進めてきました。「コロナ禍」と言われる時が長く続き、教会としての歩みが制限されたり、停滞させられたりする中で、礼拝に集うことの恵みの大きさに気付かされました。礼拝する喜び、教会に集う喜び、信仰の友と出会う喜び、私たちは沢山の恵みを「喜び」という形で神様から与えられた出来事こそが、「コロナ禍」という困難な時に私たちに与えられていた「主の恵み」であったのだと思います。
昨年の神様からたくさんの恵みを受けていることへの感謝に続いて、新たに主に応える業である「賛美」を中心に置いて教会の歩みを進めてまいりたいと思います。
「賛美」とは主なる神々を誉め讚える業の一つであり、喜びに満たされた者たちが体の全てをもって表現するものとして聖書に描かれています。福音書の中でもイエス様の奇跡の場面を見ると、「重い皮膚病の人」、「中風の人」、「口のきけない人」、「体の不自由な人」、「目の見えない人」が癒される場面で「賛美する」人たちが描かれています。身体的な不自由から解放された人たちが、その出来事に感謝し、イエス様を通して神様への感謝と喜びを表しているのです。そしてそれは「癒された人々」が「賛美する」だけに留まらず、そこに居合わせた「群衆」もまた「賛美する」者たちへと変えられていきます。このように「賛美」は一人だけに留まるものではなく、周りの人々へ、教会における一人に与えられた恵みは、教会への恵みとなっていくのです。「賛美」は色々な形で「感謝」や「喜び」を表現する言葉です。詩や歌、祈りや献身といった私たちの持っているもの、与えられている全てのものを使って現すことが出来ます。その中の一つに昨年のテーマにあった「奉仕」も入ってくることになりますが、今年は特に「喜び」と「感謝」を心に覚えながら歩む一年としてまいりましょう。
私たちの置かれている状況は厳しさがあります。世界的にはロシアのウクライナ侵攻、大国同士のいがみ合い、世界各地で起こっている紛争や圧政に虐げられている人々がいます。そして私たちの国でも様々に生きにくさを感じている人がどんどんと増えています。「貧困」と見做される人がいて、子どもたちも将来に不安を感じ、希望を見出すことが出来ない世の中ともいわれていますが、そのような中で、私たち自身が主によって与えられる「恵みに応える者」として、「賛美する民」として、小さくても感謝と喜びに生きる者たちとなってまいりましょう。
【具体的目標】
2025年度 定期総会資料(衛藤満彦牧師)より